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2021全日本選手権SUPER BIKE RACE IN もてぎRD

開幕戦でシングルフィニッシュ!

4月3日、4日に栃木ツインリンクもてぎで開催された全日本ロードレース選手権!

昨年同様新型コロナウイルス禍での開幕戦でしたが、対策したうえで無事開催されました

ST600クラス決勝9位!初のシングルフィニッシュをすることができました!

ではどうやって決勝レースでシングルフィニッシュまで持ち込んだのか!?

ゆっくり読んでって下さいね

公開テストからレースウィークに向けてまずまずな滑り出し

晴天の中3月24、25日に行われた公開テストでは、走行毎に走りをまとめる事ができました

2日間合計3時間程のテスト

テストに関して不安要素は無かったようです

この1年にかける松岡玲選手の覚悟と意気込みがひしひし伝わってくるテスト内容となりました

明らかに昨年とは違う表情でしたね

ブルーのツナギをまとった松岡玲選手とブラックペイントを施したR6はテスト用の装備

着々と翌週のレースに備えて淡々と与えられた課題をクリア―していきます

全日本選手権2年目だからといって負ければ地獄勝てば天国の過酷な世界の全日本ロードレース

誰も2年目だからねー  とはなりません

どのスポーツの世界も一緒ですよね!

だから魅力があるんでしょうね

いよいよ開幕戦の幕開け

4月1日から2日間のウィークテストでは、自己ベストをどんどん更新していき

走行データを数多く残せたテストになった様です

周りの選手もどんどん自己ベストを更新、全体に緊張感がある締まった良いテストの雰囲気です

テスト内容の詳細は公開できませんが、松岡玲選手にとって一日一日が貴重な経験と勉強になった

テストでしたね。ピリピリしたピットの雰囲気が堪らなく好きな中の人ですww

でもテストが終われば普通の青年?普通の18歳に戻れます、戻りますw

テスト中やレース中は鋭い眼光でライバルを見てますが、終わればこんな目に皆さんなるんでしょうね

4月3日公式予選

さぁ始まりました公式予選の朝です

レースの朝はほんと早い

続々と観客も入ってきます!駐車場は既に一杯です!

ピットでは手慣れたチームスタッフさん達が淡々と予選の準備を始めてました

これがレース用のカウルです!チームスポンサー様や松岡玲選手のスポンサー様のステッカーがびっちり貼られてる伊藤レーシングカラーのR6 かなりかっこいいです!

その前に!忘れてました!2021年バージョンのREIモデルヘルメットのお披露目です!

SHOEI様、SWALLOW TAIL様ありがとうございます!

頭部の鷹は2020年モデルがトライバルになった様です!これには驚きました

何故鷹なのか??それは一富士二鷹三茄子ということわざがありますが、鷹はチャンピオンを掴み取る

という縁起で入れさせて頂きました!

富士山と茄子は秘密ですww

2020年モデルはブルーを基調としていましたが、走行中風景に同化してしまって目立たなかったので

レッドとバイオレットのグラデーションをかけたペイントに仕上げて頂きました!

バックの49は松岡玲選手の大好きな数字です。マシンゼッケンは26ですが・・・・。

ヤバい、目立つ、かっこいい仕上がりでこれだけで2秒はタイム上がりそうですww

すみません話が脱線しました


いよいよ予選スタートです

JP250→J-GP3→JSB1000と公式予選が開始されていきます

11時20分から30分間ST600クラスの公式予選が始まりました

一周4.8㎞のコースを30分間で1周回のタイムが速かった選手から予選順位が決まります

高低差30メートルのダウンヒルストレートからフルブレーキングです!

まだまだ余裕はありそうな雰囲気ですね

更に走りを詰める為、ピットに1回戻りマシンの状態や路面状況をメカさんに伝え、データと状況を重ね合わせながら出来るだけ最高な状態のセッティングを調整し再度コースインします

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公式予選では新品タイヤを1セットまで使用できますが

1セット5万円もするタイヤのおいしい所はわずか4周回位です

全日本の選手ともなれば、初めの3周回位でキッチリ狙ったタイムに近くなるアタックができます

時速270㎞/hの中で数センチ違わずラインを通り狙ったタイムを出す全日本選手達の走りは毎回見ても本当に圧倒されます

ブレーキングではその速度域の中でフロントブレーキをフルで握りリアタイヤが浮く位のハードブレーキをしないと到底TOP争いなんかできません

コーナーに進入する際もまだフロントブレーキを繊細に握り、マシンが傾いてるのにも関わらず

フロント、リア共スライドしながらコーナーを曲がる人間離れした技を近くで見えるのも全日本選手権ならでは!  予選だけでお腹一杯になりそうですww

またマニアックな話を熱く語ってしまいましたが、話を戻しますww

30分の熾烈な予選が終了しました

松岡玲選手はまたも自己ベストを更新しましたが、ここは全日本!そんなに甘くはありません

予選結果 17位

何とも言えない順位です

2021年からポイントは15位以内とレギュレーションは変更されています

しかし松岡玲選手は表情一つ変えません

いつもの事ですが・・・・・w

終わればメカさんやアドバイザーさんと翌日の決勝に向け打合せです

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しかし今松岡玲選手がもっている全てを出し切っての順位です

後は前進あるのみ!かなぁ~り落ち着いている松岡玲選手ですが、凹むより今できる事は少しでも

改善できる所はアドバイスを聞いたり、マシンセッティングについて真剣に前向きに考える事なのです

全日本選手は皆上を目指してる選手ばかりです

失敗しても時間は戻ってはきません

決勝レースに17番手からどう上位陣に食い込むかを考えるのみです

17番手といっても周りはライバルだらけですので、慎重になりすぎてもダメ、勢いでいってもダメ

全てが上手く噛み合って初めて中盤あたりから抜け出せる事ができます

この日はずっと翌日に備え休憩!じゃなくアドバイスを反映させてイメージトレーニングの繰り返し

恐らくイメージで100周はしたんではないでしょうか?

次回決勝レース編へ続く!お楽しみに

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