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2024MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 スーパーバイクレースinもてぎ

ライダー名: 松岡玲
ゼッケンNo: 12
マシン: YZF-R6(ST600)
チーム名: ITO RACING BORG CUSTOM

天候: 晴
観客動員数:13,000人

photo by ヒロ@sakuya44

2024年全日本ロードレース開幕戦が栃木県で4月11日~14日に行われた。

もてぎの事前テストはアジアロードレースの経験もあり比較的順調なテストとなった。

連日ディスカッションが行われ、今年の飛躍を誓うかの様にピリピリとした雰囲気がピットに漂う。

photo by ヒロ@sakuya44

前日最終走行時点でトップとの差は1.5秒、目標である2列目グリッドに並ぶには0.5秒程度には留めたい所。

結果1’54’597でトップとは2秒差の15位、5列目という結果で終了。

予選終了後もチームと決勝レースで最大限のパフォーマンスが出来る様ディスカッションが重ねられた。

観客動員数も13,000人とコロナ禍前に戻りつつある様だ。ピットウォークも大盛況。
モータースポーツファンあっての興行
2024年はどのサーキットも満員であって欲しい。

ST600決勝の様子 編集MTR-Office

迎えた翌日、ウォームアップ走行という決勝を走るライダーが10分間最終調整できる走行が設けられている。

この走行は昨日、ディスカッションで決まったセットアップやネガは多少解消されているか、更にセッティングを詰めないといけない重要な走行となる。

結果、1’54’523と予選とは変わらないタイムだが、路面温度の低い早朝に行われる為、全体的にタイムは伸びない。

トップとは、1秒差の9位でウォームアップ走行を終えた。

同時に、更にセットアップを詰めないといけない部分も発覚し、ピットで改善策が練られた。

決勝はセッティングが外れようが、軽い変更は選手紹介の時間以外不可能。
TOP10入りを目標にし1台でも多くパスして転倒無く、菅生に繋がるデータ収集が出来る事を祈るばかりだ。

そしていよいよ開幕戦もてぎST600決勝が12時35分に始まった。

スタートはまずまずで2台パスし13番手までポジションアップ
10周目には5コーナーで1台パスし12番手につけた。
13周目には更に1台パスし11番手を走行。

photo by ヒロ@sakuya44
photo by ヒロ@sakuya44

1周1周を戦いながらセットアップで足らない部分を補いながら走行していく。
タイヤが消耗しグリップが低下していく中でのレースでどれだけ多くのデータ収集ができているか、ライダーが技術でどの部分をカバーしていく事ができるかが、今後の勝敗を分ける。

photo by kinouchi
photo by ヒロ@sakuya44

比較的安定し、集団より早いセクタータイムで最終ラップを迎えた。
第1セクターでタイムが安定し、集団のタイムより速かったので、短いストレートの後の5コーナーでもう1台パスしたい所。
見事に予想通り4コーナー立ち上がりで前車のスリップストリームに入り、5コーナーでパスする事に成功。この時点で10番手
9番手のライダーには離されてしまったが、4台1パックの集団の前で無事チェッカーを受けてくれる事を願う。
第3セクターに差し掛かった時、黄旗が提示され追い越し禁止になった為、10位でチェッカーを受けた。

レース後、更に改善したい部分も明確に判明し、次戦菅生roundに繋がるであろう開幕戦となった。

2024年シーズンも開幕戦が終了しました。

事前テストは順調に進んでいましたが、レースウィークからはタイムが伸び悩み苦戦を強いられてしまいました。
セットアップも改善を重ね決勝では追い上げのレースとなりましたがなんとかTOP10入りする事が出来ました。

決勝はセットアップの方向性も決まってきており次戦、菅生rdにはポジティブな状態で挑めるのではないかと思います。

次戦は5月25日26日の菅生rdとなります。
標高差が高く勾配の激しいテクニカルなコースです。

他チームもかなりマシンを仕上げてきており強敵ばかりですが、もてぎrdの10位を最低ラインとして入賞、表彰台獲得に向け1日を大切に過ごしていきたいと思います。

応援ありがとうございました。

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