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全日本選手権SUGOrd 予選編・・・おまけ付き

全日本ロードレースSUGOrd はじめに

コロナ禍の中万全な対策をして開催、運営して頂けたレース関係者様に感謝申し上げます

我々参加者もご迷惑をお掛けする事の無いよう、そして感染対策に十分注意して行動いたします

5月21日(金)は全日本ロードレースSUGOrdの前日走行でしたが、当日になり雨足が強まり濃い濃霧で殆どのセッションが中止となってしまいました
それでは各結果や様々な事を振り返ってみましょう!

1周3.6211㎞と短いコースですが、日本の中で最も標高差が高い(69.83m)テクニカルで面白いサーキットレイアウト!
ピットアウトレーンが改修され安全面にも配慮して尚素晴らしいサーキットへと変化しました

SUGOrdは5月22日(土)    予選23日()決勝の開催   

コロナ禍ではありますが感染対策を十分行ってのイベント多数ピットビューイングも開催されます
ピットウォークとは違い一方通行で、制限が沢山ありますが感染対策を行ってのイベントは有難い限りです

5月21日前日走行日

松岡玲選手と5年共に歩んでくれている渡邊忠レーシングアドバイザー  こんな髪型と人相ですが、優しく時に厳しい凄腕アドバイザー、勿論お仕事として帯同して頂いています  この人のアドバイス無しでは今の松岡玲選手のライディングは存在しない位な的確なアドバイスをしてくれています

 

FP1が始まるまで全集中です
そして雨模様の21日予選前日走行11時50分から40分間ST600の走行が始まりました
松岡玲選手は昨年以来の雨での走行、前日走行での転倒は避けたい所ですね

慎重にウエット路面を攻略していきます
1周1周がとても大切な走行です

タイヤとお友達になってくれたでしょうか??

徐々にウエット路面に慣れタイムアップを図っていきます
20分付近に転倒車が出て赤旗中断
全車ピットで待機します
そして赤旗解除後、雨も小降りになったと思いきやお次は霧発生です

ピットアウトして2周目位に、霧視界不良の為またもや赤旗です
SUGOといえば雨と霧のイメージですが、速いライダーはどんな状況にも対応してきます
流石に霧はかなり危険ですが・・・・。
確か昨年は決勝日以外全て雨だった記憶があります・・・・

最終的にST600クラスは2回目の赤旗でセッション終了となりました
ライダーとチームの皆さんは不完全燃焼といったとこでしょうね


ST600クラスFP1の結果

その後ずっと濃い霧で最終的には、全クラス霧視界不良の為中止となる残念な前日走行日となりました
22日の予選が次回の走行となってしまいましたが、それでも予選ベストリザルトを刻めるように考えるのみ!

5月22日(土)公式予選

眠い訳では無いようですw

松岡玲選手専属の近藤メカと渡邊アドバイザー

迎えた5月22日予選朝から小雨が降り続いています
本日は予選日となってますが、JP250とJSB1000レース1の決勝は土曜日に行われます
次々と雨の中予選が行われていきます
10分遅れで12時20分いよいよ35分間 ST600クラス予選スタートです
ほとんどのコース上は乾きかけた路面ですが、所々濡れてる一番微妙な状況です
勿論全車レインタイヤからドライタイヤにチェンジしてピットアウトしていきます
松岡玲選手は序盤からどんどんタイムを詰めていき残り20分付近で一時10位まで順位を上げていきましたが
残り15分付近で他車の転倒で赤旗中断となり全車ピットイン

一度気持ちを新たに更にペースを上げていきたい所
約15分中の中断の後再度コースイン指示が出仕切り直しです
この中断の後10位だった位置から4位後退の14位で計測を重ねます
コース状況の変化はほぼありませんが、これが全日本です
赤旗中断中各所セットアップ変更しピットアウトするチームも当然あります
マシンをセットアップするか人間をセットアップするかで大きく変わってきます
勿論一度ピットアウトすれば時間的にピットインする時間はありませんからマシンをセット変更するのは一種の賭けの要素も含むんでしょうか、各チームあらゆる手段で好グリッド獲得に全力を尽くします
松岡選手は人間の気持ちリセットだけ行った様です
中断解除後は劇的にタイムアップを図る事は無く
最後の最後で本日の自己ベスト1’33’688までは持ってきましたが、またしても霧が濃くなり
視界不良で赤旗中断となり予選時間を残し赤旗中断予選終了のアナウンスが流れてしまいました
ですが転倒も無く、予選14位5列目グリッド 決勝に向け良いデータは取れたんではないでしょうか?

松岡玲選手コメント

予選は全て上手くいかなかった人間が全然ダメ、明日は5列目から気持ちを新たに集中して全力でプッシュしていきます!!

ST600クラスの予選結果

まとめ

2021年もてぎに続きST600クラスは実質2戦目となるSUGO
予選結果が大きく決勝レースに影響する為、3列目までのグリッド獲得を目標とはしていましたが
そうはさせてくれませんでした
事前テストから14番手が定着していたので、松岡玲選手も何故かをずっと考えていたようですがまたしても14位
気持ちの切り替えがスポーツ選手にとって最大の難点となるのは、どのスポーツも同じです
この部分を理解し改善しないとなかなか先に進めないのも事実です
前だけを見て23日の決勝レースに期待しましょう!

ST600クラスは14時50分からYouTubeで生中継!!お見逃しなく!!

おまけ・・・全日本ロードレース選手権で飯を食えるまでの過程

大番狂わせという言葉がありますが、私の考えではそれは時の物という考えがあります
勿論思わぬご褒美リザルトで変わるライダーもいるのも事実ですが
やはり頭を使い考え努力しメンタル部分を上げていく作業を着実に一歩づつ積み重ねる努力と気持ちの強さが必要なのかな?とは思います(あくまでも中の人の勝手な考え)
全日本ともなるとチーム力、マシン、雰囲気、ライダーの技量、考え、メンタル、行動、運全て兼ね備わった時一歩前進し次の段階に入るという気が遠くなる様な数を乗り越えて自分の物にしなければ
常勝しレースの流れを作る事が出来るライダーにはなれないと考えています
それに一番の難関の金銭の問題にも対応していかなければなりません
お金は降って沸いてくるものでもありませんし、ゴマをすってもくれるものでもありません
潤沢に資金があるライダーはそうそういませんし潤沢にあるだけでは絶対勝てるライダーにはなれません
松岡玲選手は多数のスポンサーを持っていますが、スポンサーは勿論仕事として松岡玲選手に資金提供してくれています

松岡玲選手のスポンサー一覧スポンサーボード


勝てるライダーに早い段階でなってもらうのは当たり前の事、今の時代走って勝つだけでは広告塔にはなれません
日頃様々な活動をしながら各社スポンサーの宣伝をしていき資金提供以上の見返りをしなければなりません
実質松岡玲選手の場合ほぼ毎日スポンサーの広告塔として動いていますしMTR-officeの仕事や、バイトをこなしても年間戦う費用は中々得られません
メーカーから給料を頂いて走っている訳ではありませんので年間約700百万全て自費です
となると・・・・・。
度々転倒出来ない事に繋がってきます
これが結構難易度が高いのです・・・・。
1転倒で数十万、全損時には300万はかかります
これが精神的にブレーキをかけてくるのです
勿論お金があるからといって転倒はしないに越した事はありません
それもふまえ松岡玲選手には、メンタル面の強化を人並以上に強化していく必要があるのです
過酷な困難にビクともしない精神力を獲得し、全てのレースを制した者、更にその中の強運の持ち主の一握りだけが給料をもらって走れるのです
でも挑戦しなければ何もありませんです
松岡玲選手は賭けでは無く自力で挑戦権を得て日々戦っています
人生の大半をバイクレースだけに費やし命を懸けて戦う選手ばかりいるのが全日本ロードレース選手権に出場している選手です
プロスポーツ選手は大半がそうだと思います。
でないと当たり前ですが、人間離れした運動能力や人を魅了する選手にはなれませんよね
人生を懸けて挑戦するのもまた人生
当たり前に過ごすのも良い人生

この記事を読んで挑戦してみようかなぁって方がおられたらご一報下さい
お金を貸す事は出来ませんが、力を貸す事はできます
おまけ記事でした!
では引き続き松岡玲選手の応援宜しくお願いします!


23日の決勝レースに続く・・・・・。必勝祈願!!

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